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小学生の息子が母親の金を盗んだ話。「子供が悪いことをするのは全て愛情不足のせい」とかのたまう『愛情不足論者』に物申す。その1
皆さん、こんにちは。糸田矢豆@mameshitayaです。いかがお過ごしでしょうか? 僕はというと、最悪に憂鬱です。何故 ...
その1からの続きです。まずはその1をご覧ください。
「子供が悪いことをするのは全て愛情不足のせい」とかのたまう『愛情不足論者』に物申す。
愛情不足論
息子がこんな状況ですから、嫁も悩んでいます。
「育て方が悪かったのか」
「寂しい思いをさせてしまったのか」
色々悩んでいます。
悩んで悩んで、インターネットに答えを見出だそうとします。
そしたらどうでしょう。
どいつもこいつも「子供が悪いことをするのは全て『愛情不足』のせい」とかのたまっているそうではないですか。
手癖が悪いのも『愛情不足』。
心の底から謝れないのも『愛情不足』。
善悪の判断が付かないのも『愛情不足』。
勉強しないのも、ゲームばっかりやってるのも、金使いが荒いのも、ぜーんぶ『愛情不足』。
『愛情不足』という一見もっともらしい言葉でダメな親を殴り続けています。
いやいやいやいや
いやいや、違うだろうと。
愛情不足とかそんな簡単な話で丸め込んでんじゃないと。
愛情不足論者には圧倒的に欠如しているものがあります。それは『解決策』です。
愛情を持って育てましょうとか、もっと抱き締めましょうとか、一見もっともらしい言葉を並べ立てていますが、具体的な解決策は何も提示していません。
愛情なんていう曖昧な感情を論拠にしている時点で論理として形を成していないことに何故気が付かないのでしょう。
結局のところ、人間を育てるのに正解なんて無いんです。人間はそんな簡単には作られていない。
愛情が欠落していても素晴らしい人間はたくさんいるし、愛情たっぷり育てられても社会性の無い人間は山ほどいる。
そもそも『愛情』って何なのよ?って話。
愛情不足論者には、愛情とは何か?愛情が子供にいかなる影響を与えるのか?子供の非行に対して具体的にはどのように解決すればいいのか?を僕が納得できるまで延々と説明していただきたい。
それができないなら『愛情不足』なんて言葉を二度と使わないでいただきたい。
僕に足りなかったもの
育て方が悪かったことに関しては否定しません。
幼少期にもっと根気よく善悪の判断を教え諭すべきでした。
僕に足りなかったのは正しい教育と障害の知識。
近々カウンセリングに出向かないといけないかなと思っています。
きっとそれが彼にとっても僕にとっても良いことだと思うので。
まとめ
息子の窃盗から端を発した今回の件、今までは僕自身も「子供には愛情が必要」だとただ漠然と考えていましたが、いざ当事者になったときに『愛情不足論』の一方的な押し付けっぷりに苛々してしまったので思わず書き殴ってしまいました。
つまるところ、子育てで悩んでるお父さん、お母さん。貴方たちの育て方は間違っていないよ。子育てに悩むってことは子供のことを考えてるってことだから、貴方たち立派だよ。だからそんなに落ち込むな。
と声を大にして言いたくなっただけ。
以上、書き殴ってたら何だか気持ちが落ち着いてきた糸田矢豆でした。
敬具